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クソお世話になりました

お世話になりました。2024年度秋インカレをもってヨット部を引退した4年元470スキッパーの堀江貴翔です。


年内までに引退ブログを書こうということで、ギリギリにはなってしまいましたが引退ブログを書かせていただきます。


まず始めにこの場をお借りして、

潮会の皆様、元吉コーチ、ヨット部のご家族様、

そして先輩方、同期・後輩の皆さん、など

自分が4年間ヨットをするにあたり、支えていただいた皆様のご協力により活動を続けることが出来ましたこと、心から感謝申し上げます。


引退ブログとは何を書けばいいのか、書いている今もずっと悩んでおります。というのも正直に言うと、引退して数ヶ月経った今もヨット部での「悔い」が心に残っております。少し引退ブログとしてはマイナス寄りかもしれませんが、自分の中で大きな「悔い」を2点書かせて頂き、後輩たちにとって反面教師になれば良いかな、と思います。


まず1つとしては、ペア練習についてです。

2023年度秋インカレで1つ上の先輩が引退してから、同期の間でペアが決めがありました。体重の有利不利という面で自分のペアのクルーは同期と後輩の2人を使い分けることになり今考えてもその選択は正しかったのだと感じます。しかし、近い目標として2024年度春インカレに向けて期間が短いこともあり同期と乗るばかりで、あまり後輩と乗る機会がありませんでした。そのため、春インカレで急遽後輩のクルーと乗ることになりペア間の息が合わず合わなかったことで「全部同期と乗った方が早いのでは?」と思ってしまいました。その後、個人戦も同期と乗るために練習し、結果的に後輩のクルーとは最後の夏くらいしかペアとして練習出来ていませんでした。


もちろん途中の春インカレ、個人戦も大切です。しかし、同じレベルで息を合わせ合う同期と、自分のレベルまで引き上げる&成長速度を見越してペアとして最大限の息を合わせる後輩とでは、同じ秋インカレを目指していても全然違った道のりだと最後の数ヶ月に感じました。


総じていえば、「近い目標を意識するあまり、最後に目指すべき秋インカレを意識出来ていなかった」事が大きな悔いです。秋インカレへの道中、ペアや船についてなにか迷うようなことがあれば「秋インカレではどうするのが最善か」を考え、目標をぶらさないのが大切でした。


2つ目は練習時間の確保とチーム戦略についてです。

これも2023年度秋インカレ直後は、例年スナイプクラスの方が470クラスよりも練習時間が多いこともあり、「練習時間の確保」を意識するという考えで、活動していました。しかし、その意識も春インカレが終わったくらいから「練習時間の確保」が惰性になっており、「時間さえ確保すれば」と少しズレ始めていたのかと今思えば感じます。


練習時間の確保は当然大事ではありますが、船の故障、ペア間でのいざこざ等があった最後の1ヶ月、練習の質(レースメンバー艇で揃っての練習)か練習時間(とりあえず海に出る)のどちらも中途半端な練習になっていました。また、チーム戦略についてもどのレースでも各艇ごとに動くだけで、秋インカレ決勝のみしかこれといったチーム戦略が出来ていませんでした。


長々と悔いを書いていきましたがまとめて言ってしまうと、「自分たちにとって秋インカレで最善の戦い方」を模索していき、徐々に具体化させていくことが出来なかったことが自分の悔いだと思います。470に関して、これまで1度も全日本に行けていないため、後輩たちはどうすれば全日本に出場できるかを考えていくと思いますが、自分たちを含め、先輩方と同じことをしていては厳しいと思うので、より細部まで詰めた最後の1年間、ないしは2,3年間 ヨットに乗って欲しいと思います。


拙い文章ではありましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。最後にはなりますが、もう一度ヨット部の関係者の皆様に感謝申し上げます。ヨットという貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。


様々な人達との出会い、そして得られた経験、どれもこれも自分の成長に繋がりヨット部に入ってよかったと思います。現役部員のために自分が出来ることがあれば協力していきたいと思うので、是非OBの方々を活用してください。


今までありがとうございました。



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