引退ブログ⑨
明けましておめでとうございます。
スナイプヘルムスの福田滉太です。31746が好きです。
全日本のインカレが終わって2ヶ月が過ぎ、もうじき3ヶ月というところでしょうか。土日に部活がないことがすっかり普段の生活になってしまいました。ただ、水曜日くらいになるとwindyの予報をチェックして前日にはgpvも見たりして、、現役のセーリング動画も毎回だいたいはチェックしています。習慣は恐ろしい。
まずは、引退ブログを書くのが遅れてしまったことをお詫びさせて下さい。このブログで何を書くかなかなか悩みました。自分の思い出を時系列に書こうか、少し真面目に上級生になってからの悔いや反省を語ろうか。どうも字数が多くなりそうで、これらはやめることにします。そこで、この場を借りてお世話になった方々への感謝、それと今後の東工大ヨット部を背負っていくみんさんへ少しだけ厚かましい思いをお伝えしたいと思います。
自分のヨット部での生活を思い起こすといつも誰かしらのメンバーが登場してきます。いいものもしんどい思い出も。愚痴を聞いてくれる誰かだったり、ちょっとした悩みの種が芽生えそうなときにそれとなく導いてくれる人がいたり、そんなものを笑って吹き飛ばす変な仲間がいたり。いろんな人に支えられてやってきたんだとつくづく思います。
そんなみなさんの名前を映画の最後みたいにお一人ずつ挙げていきたいところですが、誰か欠けていたらえらいこっちゃですので、フワッと、たまに具体的に。よろしくお願いします。
夏樹さん
自分は、2年生のときサポートとして全日本に琵琶湖まで一緒に帯同させてもらってから4年生の最後の本当の最後まで大変お世話になりました。コーチという存在以上に近くでみてもらったこと本当に嬉しかったです。夏樹さんが東工大ヨット部にもたらしてくれることの大きさに感謝いたします。ありがとうございました。今後とも東工大をどうぞよろしくお願いいたします。
今でもたまに4年生といってしまう自分の2個上に当たる西岡さんの代の方々。
本当に今でも4年生は、、って言ってしまうんですが、そのくらい先輩方が4年生、自分らが2年生の時代がヨット部生活の中では大きかったです。先輩方のまじな姿勢が自分としてはヨット部に熱をもってやるようになった1番のきっかけです。尊敬しております。どうもありがとうございました。
我々の代の1つ上の先輩方。
先輩であり、チームメイトでもありました。いろいろと生意気なことを言ってみたりとさまざまなご迷惑をかけたかと思います。去年は全日本には行けず、行くまでに自分達が成長できず、そしてなによりも、毎年全日本に出場するチームにするという先輩方の気持ちに応えることができずに申し訳なく思いました。去年の経験は今年のチームの原動力でした。自分にとってのライバルはもちろん同期なり後輩です。しかし、池田さんは、赤地さんはと今年になってもよく先輩と比べては負けたくない、そんな思いでやってきました。ありがとうございました。
東工大に限らず、さまざまな人にさまざま助けてもらいました。
早稲田大学ヨット部の皆さん。
皆さんが快く合同練習に参加させてくださったこと非常に感謝しております。我々が全日本行けた要因としてこれは最も大きかったでしょう。
内田先生、脇永さん
バースが近いこともあってなにかとお気遣いいただいたこと非常に嬉しかったです。ありがとうございました。
大山さん
京大スナイプのobさん。大学院で東工大に来られて、そのよしみでよく応援していただきました。全日本で叩いたレースの後にみかんをいただいたのですが皮がものすごく薄くてとっても美味しかったです。こだわりをもつとはどういうことかよく教えていただきました。ありがとうございました。
保護者並びに潮会の皆様。
現役がこれまで受けました多大なるご支援のその全てに感謝いたします。特に、現役と潮会との交流をすすめて下さった橘高さんや加藤さん、合宿所の風呂場を掃除して下さった梅根会長、現役と近い距離でサポートして下さった澤田さん、の皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございました。
実をいうと、自分は2年生からの3年間どこかしらに毎年遠征させてもらっていました。2年時は全日本のサポートで琵琶湖に、3年時はものすごい運と共に全日本個戦で蒲郡に、4年時もこれまたラッキーがあって全日本スナイプで境港に。旅費からレースのエントリー費までさまざまなご支援を賜りましたこと誠に感謝申し上げます。全日本の舞台をよくよく経験させていただいたのにも関わらず、最後に情けないレースをしてしまい誠に悔しく思います。これからは少しでも、いただいたものを後輩達に返していけるよう努めてまいります。
試みとして、引き継ぎ書に似た資料。インカレレースをどのように戦うべきか、自分の成功と失敗を踏まえてまとめようかと思っています。これを京大ではフルセールと題して、引退する4年生が紙にして伝えていく習慣があるそうです。題名をどうするか悩んでいますが、、。
とにかく、後輩たちの少しでも役に立てたらと思っています。それが潮会をはじめご支援いただきました先輩方への恩返しになると信じております。
最後になりますが、寄付をはじめとして様々にご支援いただきました全ての保護者様とobの皆様方に感謝申し上げます。どうもありがとうございました。今後とも東工大ヨット部をよろしくお願いいたします。
同期のみなさん、
4年間このメンバーで一緒にやってこれたこと本当によかったと思います。こんな深く関わるようになるとは1年生の時には想像していませんでした。ちょっとだけ変人かもしれない自分を受け入れてくれたことに感謝します。ありがとうございました。あなたがたも大概ですがね。今後ともよろしくお願いしたいと思います。
最後に後輩の皆さん。
この1年で最も我々がお世話になったのは、間違いなく新3、4年生です。僕らはいたらないところも多くあったかと思いますが、本当に楽しく過ごせました。みなさんのおかげで。本当にありがとうございました。
今年、我々の代はなんとしても8位以内で全日本に出場しなければならない。これは、単に我々の代のみの目標ではないことを強く強く感じました。全日本に出場できるように流れを大きく変えてくださった多くの先輩方の思い、さらにはその流れと思いを後輩に引き継いでいく義務。そしてなによりも去年のメンバーとして悔しさと共に今年のインカレに臨むこと。この責務の重みはものすごいものがありました。
しかしながら、特に自分はでしょうけど、満足のいく結果にはなりませんでした。笹は引退ブログである意味で実力通りだったんだろうと言っています。多分その通りなんです。でも、自分はなんだか認められません。自分のことも同期のこともよく知っているからもっとできるはずだったと思いたいのです。だってそうでしょう。地方から来たよくわからない関西の大学のセーリングもままならない子が危ういスタートを決めて悪くないリザルトに落ち着いたりするのです。長々とすみません。
皆さんに伝えたいのは、おそらく、こういうもんだということです。実力は、身についた技量でなければそれを発揮させるための精神力ででもないのかもしれません。だからといって運を実力に含めるというのは納得したくありません。そうすると、実力というのはなんのことだろうかよくわかりません。ただ、いつでも目の前にある自分にできること、これをそつなくこなせる。これには運の要素は含まれません。だから、運に任せる前のことをこなすこと、うん、これを現役に向けた助言としときます笑。人事を尽くして天命を待つ、みたいな。
(大抵のアドバイスというのは成功体験の押し売りか、自分ができなかったことを悔い伝えるものです。この場合は後者です。だから言うよりも簡単でないし、その重要性も言われた当時はピンと来なかったりします。アドバイスする張本人もよくできなかったことなので。)
まさに始動した新チームは、自分は十分に全日本を目指せると思います。それは枠が8校でも。なので自分もいっぱい応援します。自分がしてもらったように。新4年生は、自分達の代を遠慮せずに使ってください。レスキュー人員だっていいし、マーク打つ係でもいいですので、存分に頼ってください。そして、ラストの1年を楽しんでください。多分、すごく楽しいから。
新3年生は、わっからない、これからです笑。全日本に行けるチームになるかどうか重要なのはこの1年をどう過ごすかです。真剣にヨット部に向き合うと楽しくないことも結構出てきます。しんどいことも苛立つことも。そこに真剣に向き合うともっとヨット部が好きになるかもしれません。
新2年生は、いろいろと悩んでるかもしれません。自分は浅はかなのであまり物事を考えないで続けてしまいました。だからこれからの大学生活を真剣に考えてるみなさんは偉い人達だと思います。だけど、1つだけアドバイスするなら、ヨット部を2年生の今だけで判断しないでください。4年間もやると間違いなくヨット部の生活や仲間が大学生活の中で最も大切な時間や存在になると思います。多分ね。
これからも応援していますので頑張って下さい。遠慮しすぎずにいい感じに遠慮しながらサポートに呼んでくれると嬉しいです。
Yorumlar