top of page
検索

引退ブログ⑥

  • 執筆者の写真: ホームページ 東工大ヨット部
    ホームページ 東工大ヨット部
  • 2024年12月31日
  • 読了時間: 2分

お世話になっております。470で4631のヘルムスをしておりました竹内啓太です。

まず初めに、ヨット部の活動に多大なご支援を賜りました保護者の皆様、元吉コーチ、そして潮会の皆様方に心より感謝申し上げます。皆様のお力添えを受けて4年間にわたり全日本大会出場を目指して活動を続けることができました。誠にありがとうございました。

 

読んでくれている後輩たちのモチベーションの1つにでもなればいいかなと思い、1つだけヨット部生活の中で得た教訓?を書いておきたいと思います。結論から言うと、「チームの中でスペシャリストになる」ということです。これは、「これだけはチームの中で自分がいちばんだと自信を持てる領域を持つ」という意味です。

チームで活動していると、どうしても自分が他のメンバーよりも劣っているのではないかと感じてしまう場面があると思います。特に結果が求められる上級生の中には、レースの成績で落ち込んでしまう人もいるかもしれません。そんなとき、「〇〇は自分がいちばんだ」という自信があれば、少しでもメンタル的に救われることもあると思いますし、課題解決に向けて前向きになれると思います。全員には当てはまらないとは思いますが、自分はこれでモチベーションを保てたことがあったので、心当たりのある人は一度自分の得意なことを探してみてください。気が付いていないだけで皆何かしらのスペシャリストなはずです。自分で探すのが難しいときはペアに聞いてみてもいいかもしれませんね。他のヘルムスとも乗っているクルーだったらそれぞれのヘルムスの上手い所は知っているはずです。その逆も然り。例えば、クローズ・ランニング・リーチングの艇速、強風・微風の艇速、コース引き、タック動作、セール・ヒールトリム、スタートライン把握、加速動作など、ヨットの技術的なことだけでもここには書ききれないほどありますね。

また、ヨット部員としてはヨットの技術云々に限らず、本当に何でも良いと思います。セールリペア、ゲルコ、シート加工、バーチャルレガッタ、食当、座学、などなど。陸上での活動中にも、「これだけは任せろ」と言えるものがあると個々人的にも良い気持ちになれると思いますし、チーム全体としてもプラスになると思います。

 

最後になりますが、全日本出場を目指して活動できた時間はとても楽しかったです。これも同じ目標を持った同期や、それについてきてくれた後輩がいたからこそ成し得たことです。4年間ありがとうございました。来年からはOBとして科学大ヨット部が躍進していくのを楽しみにしています。



 
 
 

Comments


Archive
Search By Tags
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram

Produced by K.Aono, K.Sunamura, S.Morifuji, T.Aburayama, J.Sakuma, D.Yanagawa in 2014

©︎ 2014-2024 Tokyo Institute of Technology Sailing Team

bottom of page